りんごの収穫に向けて

しなのドルチェが色づき始めています

2020.08.28

農園では、サンつがるの収穫が始まっていますが、しなのドルチェも色づき始めています。

淡く優しい縞模様が特徴で、りんごらしい甘酸っぱさのあるジューシーな品種です。
形が縦長で、サンつがるや秋映、紅玉に比べると、ぽてっとして重量感のあるちょっと大きめの印象を受けます。
私の手と比べるとこんな感じ。もうだいぶ大きく育っています

しなのドルチェは、2005年に品種登録された長野県のオリジナル品種で前長野県知事の田中康夫氏が命名しました。
品種名のシナノは長野県の旧国名、ドルチェはイタリア語のスイーツから。新しい品種ながら長野市赤沼でも栽培されており、甘味と酸味のバランスが非常によく、中に蜜は入りませんが、果汁の量の多いことも特長です。

サンつがる同様に、収穫後柔らかくなりやすい品種でもありますので、そんなに多くは作っていませんが、採れたてのパリッとした食感が小気味よく、ぜひお試しいただきたいりんごの一つです。

収穫は9月中旬頃の予定です。